月経とは、不要になった子宮内膜を体外に排出する生理反応を指します。

排卵と生理のサイクルに大きな影響を与えているのは、2種類の女性ホルモンです。

生理が終わり、排卵までは卵胞ホルモン（エストロゲン）の分泌が多くなる時期で、卵胞期と呼ばれます。

また、托卵後から生理までの時期は黄体ホルモン（プロゲステロン）の分泌が多くなり、黄体期となります。

月経周期は、25~38日が目安となり、毎回一定でなくともこの周期から±6日程度であれば問題ありません。

しかし、思春期など女性ホルモンのバランスが乱れやすい時期でないにも関わらず、上記の周期から継続的に乱れる場合は、月経不順が疑われますので、放置せずにかかりつけの医師に相談しましょう。

一般的に月経不順は、初経から間もない時期や閉経前によく見られます。